今回の記事は、
とてもピンポイントな記事となっております。ピンポイント過ぎて誰トクなんだよw と言われそうな位の記事です。
ですが・・・
bisuta.jpを訪問される人達には【小規模サロン】【一人美容室】【小さなお店開業】というキーワードも多く、実際に情報を求めている人は多いのでは?と思い記事化しました。
興味がある人には非常に面白い記事だと思います。今は美容師さんもマンションの1室で開業したり、ネイリスト、アイリストさんも開業していたりと昔に比べ、ポピュラーになってきています。自宅サロンなんてワードもありますしね。
でも、その開業ノウハウなんて・・・どこで仕入れればいいの??となるのは普通です。まず存在しません。
なので、実際にbisuta編集部にマンションの1室を改装してサロン経営をしていた人間がいるので、
実体験をリアルにまとめようと思います。美容室もまつげエクステサロンもネイルサロンもノウハウがあります。
暇つぶしに読んでみるか。というノリでも結構です。でも内容が面白かったら是非周りのお友達にも教えてあげてくださいね♪
では早速書いていきます。
マンションでどうやってお店をやるの?
まずは肝心のマンション探しです。基本的に分譲マンションでやるのは難しいので
普通の賃貸マンションで探しましょう。
とは言っても実は相当数が少ないです。一番大きな理由としては、
不特定多数の人が出入りするので基本的にマンションオーナーさんは嫌がります。
ただ、入居者を埋めたいビルオーナーさんもいるのは事実なので仲介業者さんに
探してもらえば出会えるチャンスがあります。
後、基本的には賃貸マンションなので、事業用では簡単には借りれません。
ビルオーナーさんの許可は後々のリスクやトラブルを考えると絶対に取っておきましょう。
こちらの記事も参考になります。
引用元 http://ardent.jp/rentoffice-consultation-center/
困る事って何?
まず入り口がオートロックなのか、普通に入れるマンションなのかによりますが
できればオートロックの方が良いです。
普通のマンションだと、出入りがわからないので突然の来客があると困ります。
手が離せない時にインターホンで対応できる方がいいので、できればオートロックをおすすめします。
後は、基本的に一番困るのは部屋のお隣さん問題ですね。
隣に住んでる人が住居用で住んでいる人だったら完全にいい迷惑になるので、
できれば似た様な自宅サロンをやっている
マンションを探す方がいいです。
BGMがうるさいとか、喋り声がうるさいなんてクレームもきます。
分譲マンションとかであれば、防音がしっかりしていますが、なかなか見つからないと思います。
良い事って何?
なんと言っても開業しやすい!というのがメリット!
マンションの場合だと、敷金、礼金のみでスタートできますし、家賃も3ヶ月も考えておけば
すぐ始める事ができます。
逆にテナントを借りる場合は最初に大きく保証金がかかります。
保証金はその貸し主さんによって上下しますが、おおよそ半年分位〜1年分と考えておけばいいでしょう。
30万円で半年だと、保証金だけで180万円です。1年であれば360万円です。
マンション開業の場合はもっと安くできるケースがあるので小規模でスタートするならやりやすいです。
内装はどうすればいいの?
マンションの1室を改装する場合は基本的に壁紙はいじれませんし、照明を増やす為に天井に穴も空けない方がいいです。基本的にはスタンドライト等で照明を確保し、退去時に困らないレベルで改装するのがベスト。エステ、ネイル等はやりやすいですけど、美容室となるとどこまで作り込むか・・・。ですね。
ですが、正直退去時の現状復帰なんて、ある程度知れてます。要はテナントの現状復帰レベルまでコストはかからないので長く続けていくつもりならある程度いじってしまってもいいと思います。
マンションの1室にシャンプー台って設置できるの?
恐らく美容師さんがマンションの1室を改装して開業する時に一番悩むのがシャンプー台問題だと思います。当時、筆者も一番情報が欲しかった部分です。結論から言えば【キッチン周りの排水を使えば可能】です。
新たに水道管を引っ張るのはコストがかかるのでキッチンの周囲を簡単な床上げをして、傾斜を作れば可能です。
ここに関しては自分でDIYするのは少し難しいので業者を使った方が正解です。
保健所の申請は通るの?
美容室開業時に必要なのが、保健所への申請。地域によって多少異なると思いますがマンションの1室を改装した美容室でも申請は通ります。ですが、待ち合い場所の確保【作業場所の面積の6分の1】が難しいです。簡単に説明すると15帖位の1ルームを改装する場合カット面を3席作ってしまうと、待ち合いのスペースが取りにくくなるからです。なので申請はできますが、何かと不測の自体が起きやすいので、準備の段階で色々調べておきましょう。下記の引用のリンクがわかりやすいです。
客待ち場所は、ケース、つい立等で作業室と明確に区画する。 客待ち面積は作業室面積の6分の1以上が望ましい。 その位置は、入口に近く、作業に支障のない場所が好ましい。
看板は設置できるの?
基本的に大きな看板を掲げるのは不可能に近いと考えておきましょう。マンションエントランスにイーゼルスタンドを立てる位が精一杯ですね。プライベートサロンというカテゴリーを全面に出して、あえて看板を出さない。というのも全然アリです。そもそも通行人からの集客は見込めないので、初期費用を抑える分WEB集客に力を入れましょう。
そもそもマンションの1室を改造して開業していても信頼度がテナントに比べどうしても低くなります。看板をこだわるよりサービス面やホームページ、SNSアカウントを特化させる事を考えた方がいいですね。
まとめ
という事で、ざっとまとめてみましたがいかがでしたか?今はWEB検索で美容系サロンを探すのは当たり前の時代になりました。という事は場所がちょっと悪くても、テナントビルの最上階であっても見つけてもらう事は可能なのです。なので一昔に比べれば小規模開業もしやすくなっている。という事です。
小さなサロン独立開業の方法なんてまとめるメディアなんてありませんし、美容師向けメディアbisuta.jpだからこそ書ける記事が完成したと思います。
今回の内容は全ての美容師さんに読んでもらおう!という訳では無く、【これから小さくてもいいから自分のサロンを持ちたい】という人向けの人生のヒントになりそうな記事を書きました。なので、その人達に少しでも喜んで頂ければ幸いです。
bisuta.jpは美容師の為の国内最大級の情報共有WEBメディアです。
シェアボタンをリニューアルしましたので、各SNSにシェアが簡単にできる様になりました♡
情報が参考になった!友達にも教えてあげよう!!という人は是非シェアしてブログネタに使ってください。
更に・・・
下記のLINE@お友達追加ボタンからお友達になって頂くと、LINE限定記事や新着情報が見れます。
取材依頼、掲載依頼、お問い合わせも随時受け付けておりますのでLINEでお気軽にメッセージください。