2018年も終わり、いよいよホットペッパービューティーアワードのランキング集計が終わったみたいです!
気になりますねぇ〜。どこのサロンがトップになるんでしょう。まだ発表は先なので
今bisuta編集部に入ってきている情報だけ軽く先出しして予想すると共に、ちょっとビックリなニュースや小ネタも、みなさんにお届けしたいと思います♪
では、まずは勝手にランキング予想したいと思いますが2018年の12月の10席以上のホットペッパービューティー全国予約ランキングトップ10はこんな感じだったそうです。(現在は非公開となっております)
(掲載している全国約6000店舗は10席以上なのでいつも見ている情報だと思います)
2018年12月の予約ランキング一部結果
*ランキング画像を貼っておきましたが非掲載となりました*
こんなデータまとめるメディアも珍しいとは思いますが、今の美容師さん達やメーカー、ディーラーさんが求めている情報ってこういう情報だと思うんですよね。
とりあえず勝手に分析してみた。
このデータはまだ最近のデータになるんですが、ALBUM SHINJUKUさんが2018年12月トップだったそうです。
アワード表彰に関しては年間集計なのでわかりませんが、10位以内に3店舗もランクインしていました。ランキングを見てみるとある程度規模感が大きくなってくると席数が少なくても順位は関係無くなるというのがよくわかりました。
昨今の美容業界ではカット料金をどう値上げするか??みたいな流れもありますが、ALBUMさんのページをみていると指名料で1000~2000円と記載してあるので、プライスを低めに設定して各スタイリスト指名料でも数字が作れるようになってるのかなぁ〜。と思いました。
LIPPSさんもスゴい。
ランキングの内容を見てみるとメンズサロンが3、4位にランクインしています。メンズ客って単価が女性に比べ低いのですが、来客数と回転が多くないとここまで上位にならないと思うので、純粋にスゴいなって思います。恐らくカットスピードもめちゃくちゃ早いんでしょうね。
実質メンズサロンで全国TOPはLIPPSさんという認識でも良いのでは?と思います。
9位のLitaさんってどこのサロン?
10位まで見てみると良く聞くサロンさんの名前が多い中に9位のLitaさんというサロンがランクインしています。
場所はどこなんだろう?と思って調べたらこちらでした
仙台のサロンさんなんですね。有名所が名を連ねる所に12月でランクインできる。というのはもはや全国に通用する繁盛店はどのエリアでも作れる。というのを実証しているデータですね。
さてさて、2019年のアワードはどのサロンが1位に輝くのかbisuta編集部も楽しみです。
12月1位を取ったSHINJUKU店はオープンして1年5か月!!
では、話変わりまして、ALBUM SHINJUKU店っていつオープンしたんだろう?と思ったら、見出し通りです。
まだ1年5か月だそうです。
オープンからそんな短期間で、どんな成長っぷりなんだよww
って話ですよね。
で、更に驚きの情報なんですが、
とんでもない急成長しているALBUMさん、何と2019年3月には最大規模のサロンを銀座にオープンさせる。という話です。
気になる銀座店の坪数や規模はどの位?
銀座に美容室を出店する。って聞くとイメージ的に家賃めちゃくちゃ高そう。って思いますよね。手元に入ってきた情報によると出店予定店舗の規模はこんな感じだそうです。
・サロン規模は坪数80坪
・カット席数30席
・コールド席10席
・シャンプー台10席
目標月間売上げの目標設定は約4000万円位との事です。
銀座エリアに80坪のサロン出店するって相当勢い無いとできないですよね。
bisuta編集部には想像もつきません。
ちなみに参考になるかわかりませんが、賃料の相場はこんな感じ↓
画像引用元 http://souba.builds.jp/city.php?id=P130289
坪単価30000円で考えても家賃240万かぁ〜。
保証金10か月で考えても、テナントに入るだけでもえげつないスケールですね。
先ほどのランキングを見ても、どう考えたって昔からの有名サロンの勢いは無くなってきていますし、新しいサロンの勢いを感じる事ができる情報ですね。
500円の単価アップを舐めてはいけない(経営戦略編)
全然話変わるんですけど、めっちゃザックリなテーマなんですが、少しビジネス的な話をします。
美容室ってホントにバンバン出店していて、その分潰れています。バズるヘアスタイルを作ろう!とか、クチコミを増やそうとか、ヘッダー画像を変えてみよう。ちょっとクーポンの値段変えてみようかな??等、各サロンで様々な努力をしています。
でも、それって実は美容師さん観点の考え方で、ユーザー側の大衆心理を押さえていない訳です。
お客様達というのは【なるべくリーズナブルな金額で、可愛くしてもらいたい。カッコ良くしてもらいたい】と思う人の方が多いのです。
高いお金を払ってでもこのお店に通いたい!という人もいますが、全体の総数では少ないです。そんな中、カット料金を上げよう。カラーの料金に付加価値を付けて上げよう。とするので、新規客を呼びにくかったり、リピートしにくかったりする訳です。
まずはお店を知ってもらう。1度でも良いから来店してもらう。という部分を押さえずにいきなり自分達のエゴでビジネスを始める。だから続かないサロンが多い訳ですね。
カット2700円から3300円にするだけでも差額がスゴくなる
例えばなんですけど、ALBUMさんがもしカット料金を2700円から3300円にどこかのタイミングでアップしたとします。
それだけでも上記のランキングって変わりそうな気がしませんか?2700円からの500円アップはハードルが低い感じがしますが、逆に他のサロンさんがカット料金500円アップしたら、なかなか高額になってハードルが上がる気がしませんか??
ヘアメニューの価格設定まで考えているサロンって実はあまり少ないはずです。
平均がコレくらいだからこの金額。とか。周囲のライバル店より、少し高くするとか、安くするとか。
なので
集客が充分整ってからメニュー価格の比率を変える事もできる。という方法があるお店って強いです。そういう意味ではALBUMさんの経営戦略って学べる所多そうですね。
まとめ
どのサロンが年間予約数がトップになるかはまだわかりませんが、このようなデータや情報を把握しておくだけでも今どのサロンが勢いがあるのか?というのはわかると思います。
昔はこういったリアルな数字がランキング化される事も無かったので、美容業界の専門誌等に掲載されているサロンは人気のサロンだ!というブランド認識が作られていましたが、その情報は果たして正しいのか?と思う事もあります。
昔からの風潮で人気サロンとして君臨しているサロンも10年20年経つと大きく変わります。
もうすぐ平成も終わります。新勢力のサロンさんだってたくさんあるはずです。なので今後はそういったサロンがどんな取り組みや工夫をしているか?という事もみなさんで共有できればいいな。と思います。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます!!
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