今回は美容師の年齢別ツールになる様な記事をまとめてみました。
そもそも美容師になるにはどうすればいいのか?美容師になったらどの位のペースで進んでいけばいいのか?
そんな疑問も解決しながら店長業〜独立までのルートをわかりやすく解説!
独立したい美容師さんもいれば、勤めているサロンでトップになり繁栄させていく道を選ぶ方もいます。
まずはおおまかな流れを知っておく事で今後の参考にしてもらえれば幸いです。
後半は少し考えさせられる内容ですが、きちんと理解して置く事で今の現状が変わるかもしれません。
美容師になるには?

By: Chris Potter
bisuta.jpには全国の美容学生さんからのアクセスも多く、美容師になる前に知っておきたい情報が多く盛り込まれています。
美容師になるには、まず高校卒業の資格が必要です。昔は中卒でも専門学校へ入学する事ができましたが法改正により今では高卒の資格が必要です。
美容の専門学校は2年間で、通信で美容学校へ通う場合は3年になります。そして実技と学科試験合格後サロンで勤務する事ができます。
就職先は自分で決める場合か、就職ガイダンスで決めるか、美容サロンと美容学校とのやりとりで決めるかの3パターンが一番多いです。現在は深刻な学生不足で首都圏のサロンが地方のガイダンスに行く事も多いです。専門学校に通う年齢もバラバラで25歳を過ぎてからチャレンジする人も普通にいます。
何歳までにどこまで成長すればいいの?

By: Raymond Bryson
こちらのデータは美容室によってカリキュラムが違ってくるので一概には言えませんが、
美容学校を卒業して20歳から計算していきましょう。
まずアシスタント時期を3年と計算すると23歳、24歳でスタイリストデビューになります。サロンによっては1年半の場合もありますので21、22歳でも活躍されてるスタイリストもいます。
25、26歳あたりで店長やマネージャー業についてサロン経営や運営を任される時期になります。
27、28、29歳で指名売り上げも多く出せる美容師さんか、全然顧客のつかない美容師さんになるか
分かれてくるでしょう。
多くの美容師さんが人生のターニングポイントとして考えるのが30歳。ここで独立を考える場合か、今のサロンで幹部ポジションになるのか悩む時期でもあります。
美容師には定年はありませんが、感性と体力でズレがでてくる時期はどう考えても40歳前後でしょう。
ここまでに自分の思い描く美容師像を実現できるかが成長基準になると思います。
独立したからゴールではない

By: opopododo
念願の自分のお店をオープン!目標が叶った!ここからバリバリがんばるぞ!!!
なんて思う美容師さんがほとんどですが、ここからは少しリアルなお話です。
まず美容院の年間の閉店数は全国で約8000件。逆に出店数は約10000件。
毎年約2000件以上増えていっています。人口が減っているのにお店は増える状況でのんきに生きていると予期せぬ事で念願のお店を潰してしまわないといけません。
本当のゴールはお店を繁盛させ続ける事。多くのお客様に通ってもらえる事がゴールなのです。
老後の事考えていますか?

By: Jesse Newland
恐ろしい事に人間は必ず老いていきます。老後のビジョンを考えないといけない年齢に必ずやってきます。
老後暮らしていくのには約3000万円の貯蓄が必要と言われています。
今読んでくれてるあなたは貯金はいくらありますか?
では早速計算してみましょう
例えば
老後の為に今から焦って貯金を始めても実はなかなか3000万円は貯まりません。。。
では3000万円で65歳定年で少ない年金をもらいながら85歳まで20年生きたと仮定します。
貯金を切り崩しても毎月年金+10万円という事になります。贅沢しなければ大丈夫でしょう。
ここで知っておかなければならないのが、日本の年金破綻の可能性です。今の時点で年金受給が68歳〜70歳に引き上げなんて囁かれています。
年金をおさめるのは若者ですが、今後の日本は3人に一人が高齢者になる未来が待っています。年金を払う若者が減り受給する年配の方が増える。
もし年金がもらえなくなったら、貯蓄がない方はどうなるのでしょう・・・。
美容師として活躍できる時期も限られています。今どれだけ真剣に打ち込むかによって人生は大きく変わります。
まとめ

By: Kumar's Edit
美容師さんも不思議な事に【ヤル気がある人】と【ヤル気がない人】で分かれます。
なんとなくでやってる方もいれば、真剣に取り組んでいる人がいます。ですがちゃんと未来の設計図を描けている方は少ないです。
未来の事もしっかり計画を立てておけば、おのずと今の取り組んでいる事に対するモチベーションも変わってきます。多くのお客様に愛される美容師になり夢を形にするには、
【今をどれだけ真剣に生きて、取り組むかによって変わります】
なかなかリアルに考えると怖い内容になってしまいましたが、美容師の仕事には夢があります。
多くの方に携われる事や、感謝される事、もちろん大きく稼ぐ事も可能です。
全ては自分のモチベーション次第!
一度自分の立ち位置や技術の進み具合を見直してみては??
誰でも必ずチャンスが巡ってくる職業は実は少ないです。夢を形にしましょう!!
bisuta.jpではあらゆる角度から美容師の職業を分析して、多くの方に役立つ情報を提供するキュレーションマガジンです。
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