2014年から運営しているbisuta.jpは2022年5月の時点で約8年運営している美容師の為のWEBメディアです。
知る人ぞ知る。的な美容師の為のWEBメディアのポジションで、今現在は美容業界に気づきや発見を与える様な立ち位置にあります。
ですが全然更新してませんでしたw まぁ色々な理由があるのですがそこは割愛します。
当メディアはホットペッパービューティーを運営するリクルートさんでも美容部門の上層部の方々はbisuta.jpの存在を知っておりますし、
誰もが知っている上場企業さんとも取引もございます。
現在は不定期でWEB配信とLINE配信を行なっております。
記憶に新しい出来事ですと、昨年はホットペッパービューティーアワードの全国ランキングの審査基準の業界の歪みを指摘し、全国の美容師さんへLINE配信で呼びかけ異例のランキングの審査基準を見直すという美容業界の変動を起こす様な事もありました。
全ては美容師として働く人達に、役立つ共有できる情報を配信したい。そんな想いで運営しております。今もその想いは変わっておりません。
世の中がコロナでガラッと変わり・・・
美容師を取り巻く環境も変わりました。
今回はそんな世の中での美容業界の変化をbisuta編集部独自の目線で
・2022年6月以降に美容室が大量倒産する理由
・還元率80%超えのシェアサロン爆誕
・インスタからtiktokへ 加速するSNSの変化
こちらの3つのテーマで書いていきます。約10分もあれば全部読めます。
大事な事がたくさん書いてありますので美容師の皆さんはもちろん
美容メーカーさん、美容ディーラーさん、広告代理店の皆さん、美容業界に携わる人は全員読んでほしいです。
是非最後までお読みください。
2022年6月以降に美容室が大量倒産する理由
美容室に勤務する美容師さんはこの話を聞いてもピンとこないと思います。ただ美容室経営者の方々は少し納得してもらえると思います。
2020年4月からコロナによって行動制限がかかり・・・集客も止まり、サロンを休業する人も多かったと思います。毎月目減りする日々の売上、内部留保がしっかりある会社でも危機感を持ったと思います。
そんな状況下の中、異例のコロナ融資という政策が取られ、多くの美容室はなんとか耐えられた。という声を数多く聞きます。
ですが。。。この2022年の6月以降から返済がスタートする所も多く,
返済に圧迫され潰れる中小企業が増えると言われています。
自分の所は大丈夫。という考えは正直甘いです。
コロナで先の見通しも見えづらい中で求人を止めた美容院も多いです。まぁそれは当然です。先行き不透明な中でガンガン求人案内を出している所はコロナ明けを見越して人材を確保していた訳で体力(財力)も多い会社です。
ですが多くは小さな美容院です。人材の確保ができていない所も多く、売上を上げようにも上げられない。という状況。
なので今のうちに次の打てる手を打っておかないと経営難に陥る可能性は非常に高いと思っています。
特に資金繰りに苦しむ美容院は2022年6月以降は相当増えてくるとbisuta編集部は予想しております。
還元率85%超えのシェアサロンの誕生
“トレンドヘアーを毎月通える価格で提供”をコンセプトに、2014年の創業以来、急成長を遂げているヘアサロン「ALBUM(アルバム)」。現在12店舗展開する同社が、ついにシェアサロンに参入。そのウラにある戦略とは?
そんな中で今、美容業界でも大きな変化がありますがその中の一つはシェアサロンの存在です。以前も何回か記事で書かせて頂いたALBUMさんから
還元率85%のシェアサロンが誕生しました!
「DX SHARE SALON」の還元率は85%と、かなり高いです。
シェアサロンでは、差別化の要素がそれほどなく「報酬条件」が最大のポイントになりますよね。「じゃあ思いっきり高めてやる、戦だー!」という感じで、公認会計士であり、会計のスペシャリストの安田と、競合の条件も踏まえ徹底的に数字をシミュレーションし、うちではA~Cの3プランを用意しました。
いやいや、これはインパクトがデカすぎですね・・・。
多くの時間を教育に注いで美容師さんが育ち、やっとこれからって時に育てた美容師さんがシェアサロンに行ってしまう。育てた方からしたらたまったもんじゃない美容業界の流れがありますが、
だったらそこも巻き取ってしまおう。という最強の方法ですね。
経営者の視点で見ると誰も頭が上がらない経営戦略だと思いますが真似したくてもなかなか真似できない領域ですね。
他にも伸びているシェアサロンも存在する
今急激な勢いで増えているのがSALOWINさんですね。場所も好立地な出店が多く店舗展開スピードが半端ないです。
ホームページはこちら↓
資本金は1億円です。外部からの資金調達も入ってるのでスケールするスピードも速いのも頷けます。
2020年11月には、マネーフォワードベンチャーパートナーズが運営するHIRAC FUNDを引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施した。今後も店舗数の拡大や組織作り、広報などに注力する方針だ。
ちなみに代表の一人、柴田泰成さんのYouTube チャンネルはこちら
https://www.youtube.com/channel/UCop_upFlqGMw2nff_ovd6tg
bisuta編集部も実はこっそり学ばせてもらってたりします。様々な発見があるのでよかったらチェックしてみてください。
そして他にも以前記事でも書かせてもらったGO TODAY SHAIRE SALONさんも有名ですね。
ホームページはこちらから↓
https://www.shairesalon-go.today/topofcrew
GO TODAYさんは幹部の方が失態を犯してしまった件もあって、その後の勢いの変化はどうなのかな?って感じですがまだイケイケな感じ伝わってきます。
そしてシェアサロンの先駆けであった事は間違いないですね。
今の状況は正直シェアサロンのパイの奪い合い合戦になってきている気もします。だから増加スピードも異常に速いんでしょうね。
美容業界はbisuta編集部が予想していた通りの展開になった
数年前ですが、美容業界に資本力を持った外部の存在がやってくる。と記事に書きました。遡ってもらえれば書いてありますし、
2022年になりまさに予想通りの流れになってきています。
いわゆる業界のイノベーションが起きているということです。
美容業界で育ってきた人達では作れない新しい道を、他業種で活躍していた人達が参戦し新しいフィールドを作る。
【美容師とはこうあるべきだ】という概念はどんどん壊れつつあります。
さてここまで読んでみていかがですか?共感して頂ける所がたくさんあったのではないでしょうか?
ではこのまま一気に流れを変えて最終章を書いていきます。
インスタからtiktokへ 加速するSNSの変化
画像から動画へのシフトチェンジは美容師の皆さんも感じている事だと思います。特に近年はTikTokのインパクトが半端ないです。
もう若い子が踊っているだけのSNSでは無く、YouTubeに脅威を及ぼすSNSになりつつあります。
そしてインスタからTikTokへ感度の高い美容師さん達は力の入れ方を変えている気がしています。それはお客様でも同じ。
サロン滞在中にインスタを見る人からTikTokやYouTubeを見る人増えた気がしませんか?
とにかくショート動画の勢いがとんでもないんですね。
そもそもSNSは単なる暇つぶしの要素も存在します。情報を得るツールでもありますが、静止画から動画へ変化を遂げているんですね。
TikTokが流行ったきっかけはたくさんありますが、その中でも縦型の動画って所がポイントなんですね。
目線をズラさなくてもいいですし、何より横画面にする煩わしさもない。そんな事かよ。って思うかもしれませんがそんな事も立派な流行るきっかけになるんですよね。時代の変化って早すぎて怖いです。
インスタもIGTVがコケて、今はリールになってますけど縦動画の需要はまだまだ伸びます。
bisuta編集部も常にリサーチをしています
WEBマーケティングにも精通してますし、SNSのリサーチもしてます。それでいて美容業界にやたら詳しいという謎の美容メディアなのですが、TikTok運用は特に最近追いかけています。
上記の画像は490万再生(今は500万を超えています)
こちらは150万再生。
こちらは160万再生ですね。
あとは再現性や、どうやって運用すれば結果が出やすいのか?を日々研究してます。(もはや美容業界とは関係ないw)
直近ではこの辺りのレベル感までは作れる様にはなってきました。(現在は60万再生ですがこれは今後もっと伸びていきます)
ではここまで読んで頂けたので美容師さんに役立つTikTokの動画を作る為に必要な要素を5つだけ書いておきます。
美容師さんの仕事はショート動画とにかく相性がいいですので参考にしてみてください。
ショート動画作りで大事な事
1.とにかく開始2秒にこだわる(一瞬で目を惹きつける事を考える)
2.フルテロップにする(無音で見ても内容が把握できる様に)
3.フル視聴率を意識する(インサイトで確認できる)
4.伸びてるショート動画を真似る(自分オリジナルはフォロワーが増えてから)
5.テンポ良く編集する(ジェットカットやトークスピードを上げる)
最後まで見てもらえる動画を作る為に最初は15秒から30秒くらいの動画を作りましょう。美容師さんで人気なのはカウンセリング動画やビフォーアフターがコンテンツとして伸びやすいです。
ただカウンセリング動画って作るの大変なんですよねw
ただでさえ忙しい営業中に撮らなければいけないのでしんどいです。
でも、大変って事は・・・?みんながやりたがらない事になります。ならば!やった人はチャンスありますよね。
何もしないと置いていかれちゃうのでできる事ならショート動画にチャレンジして見てくださいね。
美容業界の今後
さて、一つの記事に色々な内容を詰め込んだので簡単にまとめます。
1.資金ショートする美容院が増えるはずなので、今一度自分達のサロンの状況や対応策を作っておく。
すでにこの時期、キレイモの契約者の解約に伴う返金処理が一部滞っていた。また、ここにきて従業員への給与遅配も浮上した。複数の従業員がTSRの取材に、「3月支給の給与遅配に続き、4月分も振り込みが遅れた」と語った。従業員によると、3月の支給日前日に社長から「振り込みが遅れます」とアナウンスがあった。ただ、3月の遅配は「社歴の浅い従業員ばかりで、役職者には通常通り振り込まれた」という。4月は、支給日前日に「期日通り」とアナウンスがあったものの、当日の夜、再び社長から遅延がアナウンスされたという。
引用元 https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20220428_02.html
例えばこのキレイモの件とかも、他人事じゃないと思うんです。特に給料の遅延が出てきたらヤバいですからね。いきなり美容室が潰れるなんてよくある事なのでちゃんと現状把握をしておく事も必要です。
2.シェアサロンは増えるが、通常雇用のサロンもより強くなっていくと思います。働き方は様々ですしうまく共存していければ良いと思っています。実際シェアサロンは還元率が高いかもしれませんが、自分で顧客をつける能力が無いと売れないですしそんな甘く無いです。
仮にきちんと後輩教育をした事がない美容師さんがある種飛び級みたいな感じでシェアサロンに行って結果が出せたとしても、逆に数年後に人材育成や組織形成で壁にぶち当たるかもしれない。組織に属しているからこそ学べるお金以外の事もたくさんあるので、結果ケースバイケースです。
3.国民の80%以上は何かしらのSNSを使っている。というデータもある通りSNSを使うのは必須科目です。自分の見せ方や自分の強みを見つけてもらうには絶対的に発信側にならないといけません。
ただ・・・SNSを頑張る前に、目の前のお客様に喜んでもらえる事が大前提です。期待値だけ上げてガッカリさせていては元も子もありません。
美容師という仕事はお客様からありがとう。と感謝される素敵な仕事です。裏アカでディスりあってるシーンもSNSで見かけますが、めくれた時が悲惨なのであまりやらない方がいいと思います。
美容師として成長し成功したいのであれば、美容師の仕事をがむしゃらに頑張り、SNSも鬼更新して、スタッフや仲間達と同じ方向を向いて頑張る事です。
結局の所の本質は【お客様に喜んで頂き対価を頂く事が美容師】です。
急に真面目になってしましたが美容業界で働く人達の胸に響くと嬉しいです。
皆さんにやってもらいたいこと
さて長くなってしまいましたがここまで読んで頂きありがとうございます。bisuta編集部からお願いです。
①この記事をとにかくシェアしてほしいです。TwitterでもインスタでもSNSならなんでも良いです。よければ感想も添えて拡散してほしいです。
こういった情報は必ず役に立ちますし、新たな学びや気付きにもなります。
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bisuta編集部は様々な知見がありますのでLINE登録しておいて損は無いと思います。
という事でここまで読んで頂きありがとうございました。また記事は不定期で更新します。