美容院が困っている事のひとつに【新規集客】という問題があります。美容院だけではなく
どの業種にもお客様を呼び込むというのは悩みの種でもあります。
よくサロンにも【ホームページからの集客にお困りではありませんか?】とか
【お客様を囲い込むツールがあるんです】とか
【検索時に上位表示させますよ】等の営業の電話があると思います。
これにはもううんざりですよね・・・。
忙しい時にかかってきて営業電話。しかも電話マナーも悪い業者もいます。
ですが、それくらいの事をしていかないと、
新規の集客は難しく、広告をうまく活用できないとお店にお客様はやってきません。
今回の記事は少しずつ変わりつつある集客プロモーションの最新トレンドをまとめてみようと思います。
こちらの記事は2016年にbisuta編集部が書いた記事ですが、
2017年の今のトレンドはどの様に変わったのか?を含め追記していこうと思います。
美容室の集客で一番大事なのは・・・

By: Jason Howie
まずは大前提として、【自分の美容室を発見してもらう】という事が一番大事です。
これは経営で考えても絶対条件です。
では発見してもらうにはどうすればいいか?
それは美容院を探している人に自分のお店のページを見て発見してもらうしかないんです。
当たり前の事を書いていますが、それができていないから集客に悩む訳です。
カットがうまい美容院 東京
カラーが上手な美容室 大阪
仮にこの様なワードを入れてネット検索したとしても見つけてもらってクリックしてもらわなければなりません。
ここばかり考えていても結局たどり着いてもらえないので、別の方法を使うしかないのです。
検索を狙うのか?
SNSからの流入を狙うのか?
更に別の方法を探して見つけてもらうのか??
ホットペッパービューティーに頼りっきりの美容院オーナーさん達も今は集客に困っている人も多いと思います。
その理由はいくつかあります。
・美容師さんの撮影技術の向上で他店との差別化がしにくくなった。
・セミナー等でスキルアップしたお店が増えた。
・SNS活用やインスタ映えを狙った投稿でセンスや更新頻度の差がついてきた。
・minimoを使った2017年の集客変化が起きた
・WEBスキルの高い異業種の美容業界への参入
ざっと書き出してもこの懸念材料もあり、自分のお店の発見率が下がっているのも原因に繋がると思います。
ちなみに新規のお客様に来てもらう為のコストって2000円以上かかっていると言われています。
都心だとこの何倍もかかる場合があります。こちらの記事を参考にしてみてください。
【新規客は断るな!】新規客を呼ぶのに1人当たり2000円以上払っている現実を知っていますか?
SNSからの流入を狙う。特にインスタグラム

By: Jens karlsson
今のトレンドで考えるとインスタグラムがかなり活用できます。
実はインスタはURLの貼付けはできませんが、プロフィール紹介部分には貼付け可能ですので、
ここに自分のお店のホームページのURLを貼っておきましょう。
そしてビジネスアカウントにしておくのは必須です。
ちなみに有名美容師さん、有名美容院はブランディングがすでにできあがっているので、
このSNSからの導線は引きやすいですが、それ以外の方に関してはハードルが高いです。
まずは可愛い!こんなスタイルにしてみたい!というスタイル写真を多くアップする事と、
ハッシュタグを考えて構成するのと、頻繁な更新が必要です。
オシャレなイメージのインスタグラムと美容室のマーケットは非常に相性が良いのは間違いないです。
ちなみに特に避けた方がいいのは【統一感の無い写真のアップ】です。
全てヘアスタイルで統一する。別の写真をアップしたい場合はアカウントを切り替える等して
できる限りインスタアカウントは統一する事をおすすめします。
そして2017年以降のトレンドは、動画です。
ヘアアレンジに関しては動画に切り替えるとアクセスアップが見込めます。
実践していきましょう。
【必読】インスタグラムを使い倒す為に美容師さんが知っておく事まとめ
【え?まだminimo使ってないの?】使っておいた方がいい理由をbisuta編集部が徹底解説。
こちらの記事も集客のヒントが詰まっています。
あなたの運営するホームページに集客力はあるか?

By: Scott Ogle
新規集客を狙うにしても、今は美容院検索に関するワードを打ち込んでも
ホットペッパービューティのサイトが上位に上がってきますので、
まずは自分のお店のホームページを発見してもらう事も難しいです。
bisuta.jpがスタートした時からずっと書き続けていますが、
自社サイトを如何にして発見してもらうのか。
そして発見してからどうやって来店に繋げるのか。
一度自分のお店のホームページの見直しをしてみる事をおすすめします。
自己満足で終わっている集客に適してない美容院のホームページは山ほどあります。これでは経費のムダです。
外見だけオシャレでも更新されていないページがほとんどですが、
検索からの集客を考えている場合はそれでは効果に結びつきません。
作って終わり・・・ではなく、作ってから構築する!というイメージで
自社サイトを強化する必要があります。
今の時代のホームページサイトはアナリティクスといってどの地域からどの検索ワードで見られているかが簡単にわかります。
どのページを何秒見たか?
そしてどのページに飛んで読まれたか?という分析も簡単にできます。
その傾向と対策を練るのはサロンオーナーの役目です。
こちらの記事にはその対策のヒントが書いてあります。
Googleセミナーで仕入れてきた知っておくべき2017年の美容師向けウェブマーケティング
発見→興味喚起→出口を考える
経営者やコンサルタントがよく語る・・・
【人の導線を考える】という言葉は口に出すのは簡単ですが実行するのはなかなか難しいです。
まずは知ってもらう事→次に興味付け→クーポン等の魅力的な部分で来店に繋ぐ事というのは
わかっていてもなかなか実を結びません。
美容室の集客の方法はいくつかあります。
昔はチラシを配って、ポスティングをして、街頭でハンティング。
そしてリピート、紹介に繋げるというのが主流でしたが、
もう10年20年も前の話です。
今は地域情報誌かネットの広告媒体かSNSという業界の状態です。
ただ昔に比べ紙媒体(フリーペーパー)の勢いは落ちていて、やはりネット広告を中心に
プロモーションする方がより効果的だと思います。
美容業界に強い広告媒体やアプリを紹介します。
美容室の集客効果に繋がる広告媒体は?
業界シェアナンバー1【ホットペッパービューティー】
会員数が多くメンズ客も掴みやすい【楽天ビューティー】
元々kamimadoで今は【EPARKビューティー】
急成長の集客アプリ【minimo(ミニモ)】
美容師のインスタ集客にも変化が起きている
2016年になり主流になりそうなのが、
インスタグラムで投稿→自社ホームページへ誘導→ホットペッパービューティーのクーポンでネット予約
この流れが今は誰でもチャンスがある得策かな??とbisuta編集部は考えています。
何より簡単ですからね。新規が掴めないスタイリストさんには最適です。
【驚異的なインスタ広告】
ここが今回の記事の一番大事な部分です。
インスタは基本的にURLの貼付けが不可能ですが、インスタ広告を使う場合は写真をクリックして
サイトに飛べるようにする事が可能です。
より信頼を与えるのが、【投稿】【フォロワー】【フォロー】の数字です。
なるべくベストなのが、投稿数は100件以上、フォロワーは1000人以上、
ポイントはフォロー中はフォロワー数より少ない事。
補足ですが、インスタグラムの広告を使って投稿するとリーチ数は上がります。
ですが、写真のクオリティが高くないとイイねは押してもらえません。
まずは撮影スキルを上げていけるようにこちらの記事もおすすめです。
【撮影スキルアップの近道】多くの先輩美容師が教えてくれた撮影に使うカメラ機材の選び方まとめ。
スタイル写真をキレイに撮る方法とは?髪型を可愛く撮影する方法まとめ
2016年にこの記事を作ってから2017年になり、インスタで爆発的にファンを増やしている
美容室もあります。
特に代表的なのが、ALBUMさんという美容室です。
圧倒的なWEBマーケティングとインスタグラム活用で美容室業界で今最もHOTなサロンです。
たった3年で急成長していると噂の【ALBUM(アルバム)】美容室としての伸び方が圧倒的にスゴいので取材してきた。
こちらの記事を読んで頂くと集客に悩む経営者様はハッとさせられる事が書いてあります。
まとめ

By: Giuseppe Milo
今回は【人の導線】や【美容院の集客】についてまとめてみましたがいかがでしたか?
実際わかってはいる事でも、こうやって文字にして見てみるとまた気付く事は多いと思います。
インスタやFacebook、自社メディアから集客に繋げて指名数を上げている美容師さんもいますし、
そこからLINE@を使って囲い込みをしてリピートを促すという戦略を使っている美容師さんもいます。
アナログな美容師の世界では、この手法に辿りつかない人も多いはずです。
肝心なのはその時代にあったマーケティング方法を考え実行するという事。
自分の働いている美容院のオーナーさんがめちゃくちゃアナログ(年配のオーナーさん)だと、こんな発想はでてきません。
自らの手で集客、リピートまで繋ぐ事が今後の美容師ライフに必要なのが少しは理解して頂けたかと思います。
特に今は小規模のサロンの独立も増えてきているのと、高単価の美容室か低単価の美容室か、という
いわゆる二極化が進んでいます。
個人店の戦い方と大型店の戦い方は違います。
商売なので、お客様に来店してもらわないと始まりません。
今回の記事が集客のヒントに繋がると幸いです。
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